お祝いの方法(一升餅のやり方)
一升餅のお祝いの仕方で代表的なものは、
背負わせるパターンですが、地方によって様々な方法があります。
一番代表的な「背負い餅式」の一升餅祝いは
一升の丸餅を子供の背中に風呂敷でお餅を包み、
肩から脇に掛けてたすきがけで背負わせます。
(最近では小さなリュックサックに入れて背負わせることも多いようです。)
(※)この背負った状態から、赤ちゃんを転ばせるのが「転ばせ餅」「転ばし餅」です。
また、必ずしも背負わせるとは限らないようで、地方によっては
「丈夫な足になる様に」「一生食べ物に困らない様に」という願いを込めて
お餅の上に立たせるところもあり、祝い方は 各地で様々です。
重ねたお餅を踏ませたり、小さなわらじを履かせて歩かせたり、
筆(芸術家)・そろばん(商人)・お金(富豪)などを並べて
餅を背負ったまま子供がどこに歩いていくかで将来を占う「選び取り」の行事が一緒に行われることもあります。
>詳しくは選び取り(将来占い)
他には、お餅を抱かせるという方法もあります。
立った状態でも座った状態でもよいのですが、大きなお餅を赤ちゃんに「抱っこ」してもらってお祝いします。
大きなお餅を前にして、さて、赤ちゃんはどんな反応をしてくれるんでしょうか?
楽しみですね!