一升餅が背負えると・・・・?
一升餅を背負って「歩けるということを喜ぶ地方」と、「転ぶことを喜ぶ地方」とがあるようです。
誕生日前から、早く歩き出した子供や、
餅を背負ったまま倒れないで歩きまわる子供は
「将来早く家を離れるようになる」
「親元から遠く離れて暮らすようになる」
「男の子なら婿養子に出て、その家の姓を継がない」と
言われている地域もあります。
そのような地域では 餅を背負わせて、突き倒したりする真似をしたり、
わざと手足を引っ張ったりして転ばせてお祝いすることもあるようです。
これが、一升餅が「転ばせ餅」・「転ばし餅」とも呼ばれる由来になっています。
また別の地域では、餅を背負わせてから、他の子に小さな丸餅をぶつけさせ、
それでも転ばなければ丈夫に育つといって喜ぶそうです。
くれぐれも、怪我のないように注意してお祝いしてくださいね。